◎今回は、私の買った定価16,500円のフォンテペン(万年筆)が事例になります。
このペンは、Amazonでとても安かったのです。
製品はSailorの「プロフエッショナルギアΣスリム金のFサイズ」
購入価格は当時11,130円。
ですからほぼ32.5%引きで破格値でした。
私はこれをリアルのショップで見て気に入り、
ネット通販のショップを調べて、最安値を見つけたのです。
……それがこの商品でした。
しかし、通販では買う品物の現物を確認する事が出来ません。
試し書きも出来ないのです。
只ただ、買う商品のブランドと販売店を信じて買うのみです。
でもAmazonの場合は、商品ページに購入者の「レビュー」がついておりますので参考になります。
しかも、他のサイトよりもかなり豊富なレビューが付きますので、出店者の状況も分かり、製品の良し悪しも推測できるのです。
※所がその一方で、その利点を利用したさくらレビューも多くありますので注意が必要です。
私も過去に中華タブレットで騙されて泣き寝入りをした経験があり、次に買う時はリベンジでサクラレビューの調査をしたうえで購入した経験があります。
その時調べたサクラレビューの見分け方を過去記事からコピーして以下に載せましたので、ご興味のある方は、寄り道して読んでみてください。
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~(過去記事)途中略~
しかし、以前『製品レビュー(使用後の感想文)の良さを信じて、真っ赤な桜レビューの餌食』になって、悔しくてトイレで踏ん張り、脱腸の思いを体験した私ですので、何度も騙されるボケ老人と思われてもいやですから、日本国内のみでのユーザー実績を重視する事にしました。(重ね重ね、表現が下品で申し訳ありません)
その為、
各所で勉強した【Amazon名物、お花見の観照方法を少し記述】いたします。
要するに、レビュー5★で怪しい日本語は、即NG。真面な日本語でも、変にべた褒めで短い数行の投稿(さくらレビューは文字数限定が多い為)や、定型的なお決まり文言の褒め投稿もだめです。
そして、5★のレビュー投稿者数が、近しい日に固まって上がっているのは、すでにそのページがパンデミック状態(レビュー者の集団さくら感染状態)を疑えますのでこれもNGです。
また、レビュー者のプロフィールページにも飛び、他の商品へのレビュー状況も確認いたしました。レビュー数が少ない。レビュー文章が短くて定型的、明らかに違う人間が書いているレビューが混じっている等を見て評価を下しました。
また、当然サイト以外のGoogle検索で口コミも調べてみました。
中華系スマホやタブレット、Blue Toothイヤホーンは、選定が本当に難しいです。
年末は冬なのに、まこと綺麗なサクラが満開でした!
その中で、カスタマーサービスも含めて、総合的に一番セーフティー&コスパの高い(ある一定の性能が過去の実績で見込まれていて、値段の割に使い勝手が良い、何かあっても直ぐに保証してくれる等の)製品が、ファイアーHD10(FireHD10)でした。
~以下略~
タブレットにご興味のある方は、後で読んでみてください。
こちらの記事です 👉20,000円以下で、お年寄り向けお買い得な10インチ優秀タブレットを探しました。
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先、続けます!
◎しかし、購入して間も無く、フォンテペン(万年筆)のペンポイントが欠損!
字が紙に引っ掛かって上手く書けない……という事態が起こりました。
で、普通、誰でもこうなりますね (; ・`д・´)
「大変だ、ネットで買ったから保証書には店の印鑑も無かった! 保証が受けられない?」とパニック!!
そこで今回、先ず、そんな疑問にお答えします。
★その前に、フォンテペン(万年筆)を使う方に、ちょっと一言。
m(_ _)m ごめんなさい……またちょっとだけ寄り道に入ります。
でも、これが今回のトラブル原因の延長線上にあるのです!!!
そして、たまたま、そのトラブル原因が分かった経緯も説明しますのでご容赦ください。
(万年筆の話は、どうでもよいという方は、下記の~~~部分を飛ばして読んでください)
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フォンテペン(万年筆)で字を書く時に、ペン先、即ちニブに引っ掛かりがあったりする場合が有りませんか?
この症状は、貴方もご存知の通り、通常であれば『ペンポイントの歪み、ずれ』が原因で、簡単な物は、自分でも調整できますし、時間が有れば大手のデパート等でメーカーの「ペンクリニックがある時に店に持って行けば殆ど無料で治してくれますよね。
でも、原因は其ればかりでは無い様なのです。
稀ですが、今回発生した『ペンポイントの欠損』も疑ってみよう! という事です。
普通、有り得ないと思うでしょうが……実は、あり得ない事でも無いのです。
工業製品ですから100%完全はあり得ません。
確率の問題でこんな事も起こり得ます。
私の場合、好みのフォンテペン(万年筆)を買って3か月位で、左上にペンを運ぶ時に引っ掛かりが出て来ました。
しかし私は「機会が有ったらペンクリにでも出すか!」等と呑気に構えていたのです。
でも、どんどん酷くなって行きました。
なぜならその原因は、とんでもない事に、ペンポイントの欠損が起こって、ニブが偏っていたからなのです。
(やはり、これもペンポイントの歪みとして現れましたね)
通常のルーペじゃちょっと分かり難くって見過ごしていましたが、実はペンポイントの下側がごっそり欠けていたのです。
それが分かったのは、今回、宝島の雑誌「DIME」9・10月合同号について来た付録「90倍スマホ顕微鏡」を使って見たからでした。
「90倍スマホ顕微鏡」で撮った写真
ここは難しい所です。
素人にはおいそれとは、トラブル原因など分かり様がありません。
しかし、最初は引っ掛かりが無かったのですから、途中で何かがあったはずなのです。
それが、今回の欠損でした。
ペンポイントの溶着は異種金属の合金同士の接合で、しかも使用しているイリジウムは細かな粒状になっております。
多分、溶着の時にその粒が抜け落ちて、その個所が穴になっていたのではないかと考えられます。
その為、そこの部分が弱くなっていて、使っているうちに周りごと欠損したという予測です。
これは、我々にはどうしようも出来ませんね。
ペンを落したのでもなければ、使い方の問題でもありません。
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でも、買ったのはAmazonだし、これは「prime商品」だった為、返品交換が効くから大丈夫!! と思って一時はラッキー (#^.^#) ……………… と思ってしまいました。
………… でも、( ゚Д゚)「prime商品」の返品交換は1か月迄だったのです!!!
★Amazonの場合は、「prime商品」の印が付いている物に関して、1か月以内であれば無料で商品の返品が可能なのです(
着払いです!)★
ーーーこれは、どのネットショップにも無い特別なサービスですーーー
しかし、( ;∀;) 今回、不具合に気付いたのは買ってから既に11か月経ってからでした。
今回に関しましては、返品も交換もAmazonで出来ません。
ネットで買っている時の困った点はこういう時に出て来ます。
買ったお店が最寄りの場所に無いわけです。
それに製品と一緒について来た保証書には、(ネット通販の場合ほとんど)店印が押されておりません。
しかも、保証書には「販売店印無きものは無効」と書かれて有るのです。
保証書写真
普通、ここで「うわ~どうしよう」~ \(; ゚Д゚)\
と殆どパニック状態になるわけですね。
でも、その辺はご安心下さい。
ネットショッピングの場合は、注文番号で販売年月日が分かる為、その納品書と保証書があれば、出店者が対応してくれるのが普通なのです。 ☜重要
(納品書と保証書は捨てないで下さい。注文番号は控えておいてください)
この場合、ネットショッピングのモール運営者である、Amazon、Yahoo、楽天などは、原則関係ありません。
彼らは、ネット上のお店を出店者に貸しているだけなので、ユーザーとの売買契約には一切関与していないからなのです。
彼らは、単なるネットショッピングのモールオーナーで、物品の取引には、関与せず、取引契約自体は我々と出店者との間だけで行われております。
★ですから、連絡は、それを買ったショップへメールを送る事となります。 ☜重要
◎しかし、ここでまた問題が起こって来ます。
ネットショップから返信のメールには、必ず書いてあるのです。
- 「製品を元払いで送ってください」
例えば、今回の様に東京から大阪のショップ(販売店)に送るのでしたら、ゆうパックでも送料が約1,000円掛かってしまいます。
遠ければ、もっと掛かりますし、大きければもっと掛かります。
- 「その上で、有償か無償かはメーカー判断になります。通常は、修理にいくら掛かるか見積もりを送る事になります」等の馬鹿な! と思えるコメントも続きます。
送料を掛けて、送った上で、修理費がかかるかもしれないと言う事なのです。
(こういう場合、製造上の不具合をこちらが証明しない限り十中八九掛かります)👈 消費者には無理な場合が多い
- しかも修理見積の金額を聞いて、修理辞め! で、未修理で送り返してもらう場合は着払いだと言うのです。
(保証しないから送らない方がいいよと言っているみたいです👉邪推私見👈)
なぜ、送り返してもらうかと言うと、フォンテペンの場合は、ニブが駄目でもメーカー保証がなくなった本体に、中古のペン軸やニブを自分でセッティングできるからです(中級者)==それに品物放棄したら、丸々11,130円+1,000円+時間の大損です==
その送り賃もこちらで、ふたんしろと言うのです。
それではまた、1,000円掛かる事になります。
泣きっ面に蜂ですね。
不具合を受けた上、只で無駄な時間(返品方法の調査や梱包の手間)と2,000円をドブに捨てる事になるのです。
(2,000円ごときで「せこい」と言われるかもしれませんが、利便性の他に「安い」からこそ、ネット通販で買っているのですから当然です)
さあ、今回は、どうなる事でしょうか?
送りましたので、その結果がどうなるかは、後のお楽しみで、答え待ちになります。
実を言いますと、引っ掛かりがひどくなり始めてから、あのペンは暫く使っておりませんでした。
残念ながら、インクフローもまちまちで、紙によっては引っ掛かりも酷く使いづらかったからです。
それで首軸を移行し、別のペンに「変身」させて使っていたのです。
「プロギアΣスリム」の首軸を外し、こちらの胴軸には「プロフィットスタンダード」の「musicニブ」を付け、「musicニブ」を「外したプロフィットスタンダード」には、「ふでDEまんねん」の首軸を付けていたのです。
そして、「プロギアΣスリム」のトラブル首軸は、「ふでDEまんねん」の胴軸に付けてお休みさせていたわけです。
「ふでDEまんねん」とは、こちらの記事をご参照下さい
👉「ふでDEまんねん&特殊ペン先:セーラーフォンテペンのリーズナブルでユニークな奴ら」
★下の写真で、真ん中のペンが今回の本体「プロギアΣスリムのmusic首軸」です★
(ペン先が付いたままで首軸と呼んでいますので首軸ごと交換という意味です)
因みに上が「プロフィットスタンダードふでDEまんねん40°」で、下が「ふでDEまんねんプロフィットJr with zoom」です。
セーラーのプロフィットシリーズは、首軸を組み替えてお気に入りの本体をドッキングさせて使う事が出来ます。
四季織やプロギアスリムとも互換性が有りますので楽しく使う事が出来るのです。
因みに、上の線画で変身ポーズの男性は、「ふでDEまんねん40°」で描きました。
★それでは、結果は販売店からの「連絡待ち」でこの記事は「続く」事になります===決着がつきましたら後述いたします===★
参照:「DIME」の「90倍スマホ顕微鏡」(ピント合わせがちょっと大変かも)
「90倍スマホ顕微鏡」本体と左は付属品のスマホを安定させる為の吸盤
LED照明を点灯(別売のLR44ボタン電池×3個が必要)
紫外線反応物用ランプの点灯
スマホにセッティングした所です。
上記写真のフォンテペン(万年筆)に付きましては下の記事をご参照下さい:
👉「ふでDEまんねん&特殊ペン先:セーラーフォンテペンのリーズナブルでユニークな奴ら」
通販Amazonの出店者の事に関しましては、下の記事の後半をご参照ください。