Sailor四季織『うちみず』フォンテペン(万年筆)をレビュー

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◎道央にある青の湖、支笏湖(しこつこ)の水を汲み出して、万年筆に成型した様な、清涼感のある青い透明なフォンテペンです。
「四季彩―うちみずー」の名前の通り、軽くて爽やかな一本です。

 

Sailorのスタンダード中型フォンテペン(万年筆)の中では数少ない「カラークリアタイプ」のペンです。

Sailorは限定販売でしかカラークリアタイプのフォンテペンを出しませんが、これは常時販売しているレギュラー品です。

しかも、安くて、軽くて、使い易いです。

そして、『クリアブルー』が本当に綺麗なのです。

 

この青は、変に濃くも、薄くも有りません。

絶妙なバランス色で完成されていて『青の湖』支笏湖の湖面を見ている様です。

支笏湖は、水質が良く(11年連続日本一)透明で、しかも日本で2番目に深い湖なのです。その為、浅瀬では水中がクリアに見え、水深の深い所に行くと吸い込まれる様な「青」になります。

写真出典:北海道千歳市公式ホームページ(ホームページに支笏湖の案内)

 

青の湖、支笏湖(しこつこ)。

そこは、日本北限の不凍湖。

道央の都、札幌から原生林の山を越えて行くカルデラの湖(みずうみ)。

猛し神々の山に囲まれて、空よりも青く、なお深い青に澄んだ湖面には、太陽が輝き白雲が走る。

澄んだ清水は、水底(みなそこ)に眠る古木を暴き、日の光を受けて泳ぐ銀色のヒメマスを見せる。

そこは千歳川の源流、アイヌ語でピリカ・ワッカ(きれいな水)のシコットホ(支笏湖)。

いにしえのメトトゥシカムイ(山の神)達が、守ったシウニン(青く)・ピリカ(可愛い)・メノコ(女性)のト(湖)。

青の湖、支笏湖。

写真出典:支笏湖ビジターセンターホームページ(現地には支笏湖の解説、観光案内、展示物 多数あり)

このフォンテペンは、その支笏湖の水を汲み出してペンに成型したような、差乍ら手に持つ『ピリカ・ワッカ』で、見ているだけで清水の香りがして来ます。

 

ペン先の材質は、SUS(ステンレス)ですが、プロフィットシリーズの血を引くペンですので、Fニブは引っ掛かりも無く紙の上を滑る様に軽やかに線を描けます。

キャップは、ちゃんとスクリュー式でしっかり密閉されてインクの乾きを防いでくれます。

製品には黒のカートリッジが2本付いてきますが、このペンは黒と言う雰囲気では無いので、

私は、Sailorの『Sky Blue』を買いました。

Sailorの『Blue Black』カートリッジインクはBlueと言うよりも、かなりBlack寄りですので、このペンには断然『Sky Blue』が似合うと思います。

カートリッジは、2本入り100円(税別)で売っております(写真参照)

 

◎プラチナ万年筆の「インクカートリッジ」と色比較をしてみました。以下の様になります(一部の色です)。

Blue Blackはプラチナ万年筆の方がBlueよりですが、Sailorの『Sky Blue』はやっぱり綺麗ですね (#^.^#)

◎『うちみず』は、プロフィットJr(ジュニア)タイプと同じ大きさの中型フォンテペンになりますがニブの作りと、キャップのリング装飾が違います。(写真参照)

右から『プロフィット21』『プロフィットスタンダード21』『四季織うちみず★ニブの作りが金ペンに負けずしっかりしています』『プロフィットJr(限定カラーモデル)』

プロフィットシリーズ(一部です)の違い

◎大型フォンテペン

プロフィット21             ニブ材質21K 定価22,000円

◎中型フォンテペン

プロフィットスタンダード21       ニブ材質21K 定価16,500円

(プロフィットスタンダードは、同スケールでニブ材質14K 定価13,200円)         

四季織 うちみず            ニブ材質SUS 定価 5,500円

プロフィットJr(限定カラーモデル)   ニブ材質SUS 定価 2,200円

 

◎『うちみず』に付属して来た黒インクカートリッジを使って線画を描いて見ました。

(さすがにSky Blue で、この絵は描けません (*_*; アイヌ衣装のイメージは濃紺、赤、黒、白といったところでしょうか)

当然SUSニブですから、絵を描く時の触感は硬いですが、F線でストレスなく書く事が出来ます。(字を書く時と違って、線画を描く場合は筆圧を掛けますのでSUSペンのしっかりとした硬さを感じます)

 

まとめ:

『うちみず』は、道央にある青の湖、支笏湖(しこつこ)の水を汲み出して、万年筆に成型した様な清涼感のある青い透明なフォンテペンです。

字を書く時は筆圧を掛けず風の様にさらさらと書け、線画を描く時はしっかりとホールドしてくれます。

 用途に応じて使い易くて軽いのです。

★「四季彩―うちみずー」の名前の通り、見ていても書いても清涼感を感じる爽やかな一本と言えるでしょう。

(個人の感想です)

写真出典:支笏湖ビジターセンターホームページ

           ★支笏湖は、夜空も美しく、晴れた日の夜には降る様な星が見られます★

四季織『うちみず』