壮年にもお薦め出来る万年筆(フォンテペン)との出会い

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『フォンテペン』

この名は[Fountain Pen]のローマ字読みで、その昔、初めて使う万年筆の事を中学生が洒落てこう呼んでいました。

 室町時代に長崎から入って来たガラスの杯や道具をポルトガル語で「ビードロ」と呼んだように。

 私も中学入学の時、初めて買って貰った万年筆がsailorでした

Sailorは、創業1911年の日本に出来た、初めての万年筆メーカーです。

 Sailorとの再会は、Amazonでペンケースを探していて、偶然見つけた5本入りの万年筆ケースが、驚くほど安いのに縫製品質が非常に優れていて、驚いた事に始まります。

これ、本当にお薦めの「薄革製の万年筆5本収納のケース」です。

セーラー万年筆 ペンケース 万年筆用コレクションケース 5本用 ブラック 79-1500-220

上に載っているのはSailorが世界に誇る万年筆。Only Oneの21金万年筆『プロフィット21』です。

写真中央が、『プロフィット21』のニブ(ペン先)です。

______セーラー プロフィット21万年筆 ブラック 細字 ブラック 11-2021-220__________________________________

始まりは、
ぐうぜん手にした、黒革のペンケースに刻まれた『舶来の名前』
『SAILOR』の洒落たロゴだった。

 

それは、中学生の頃、初めて手にした『万年筆の名前』
インクと革の臭いに、その頃使った真新しい学生鞄が重なった。

 

ノートに残る、斜めになった不揃いのアルファベットと、やけに上手なオバQの落書き。

 

あの頃の男子は、学生服に黒革の鞄。

女子は、セーラー服に赤い革鞄を持っていた。
鉛筆と消しゴムを筆箱に入れ、沢山の教科書とノートと一緒に詰め込んで、
胸ポケットには、皆お揃いで、色違いの『万年筆』を挿していた。
あのころ流行った『胸ポケットに万年筆』

 

ちょっと大人になった様な錯覚で、目一杯背伸びをして、
心躍らせて通った、坂の上の木の校舎。
カツカツとチョークの音が響く教室で、木の机に白いノート、
得意になって書いた下手くそな字。
慌てて力んで引っ掛かった平仮名と、線が重なって潰れた漢字の旁。

今では、するすると紙の上を滑る様に走る柔らかな成熟のペン先に、

積み重なった時の重みが滴る
インクの泉『フォンテペン』


はじまりは、
偶然、手に入れた異国の『ペン』に、心ときめかされた人たちが居て、
『フォンテペン』をこの国でも作ってみたいと思ったからだと云う。
それから108年。
時代の波に揉まれながらも、今、『舶来の名前』を与えられた『万年筆』は、
この国にしっかりと『錨』を打って、堂々と『国産』の性能を世界に誇っている。
だから、偶然の出会いとは、
何かが始まる、素晴らしい一瞬なのかもしれない。
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この21金万年筆(フォンテペン)は、書いていてふんわり心が豊かになります。もう歳なのでしょうね。

インクの臭いが、学生時代を思い出させます。価格も高すぎず、安すぎもしない丁度良い、それでいて、使っていて心がホカホカかになる、そんなお薦めの万年筆(フォンテペン)なのです。

書くのが楽しみになる1本で、モンブランのマイシュターシュティックにも負けません。

今では、一生モノの一本にしても良い愛器となっております。

セーラー プロフィット21万年筆 ブラック 細字 ブラック 11-2021-220_

個性あふれる若い万年筆(フォンテペン)をご希望の場合はこちらの記事(プロギアΣ)を参考にして下さい。プレゼントにもお勧めです。

夏子にも女の子用の別タイプで、SailorのSUSペンを買ってあげました。こちらは、ぐっと大人びたボールドーの深い色合いを持つ万年筆(フォンテペン)になっております。
若い女性が持つと、ちょっと大人びて見える、お薦めの万年筆(フォンテペン)なのかな、と思うのです。

『フォンテペン』の愛称は私が付けました。

次は夏子のペンをご紹介いたします。
夏子のペン 四季織 ー「夜焚」(よだき)

『夜焚の夏』 

赤ワインの様な色の万年筆で、

大切な思い出をインクに載せて、

お気に入りのノートに綴っています。

あの日、訪れた夏はあの日にしか来ないから。

山間の清流で見た伝統の魚追い漁、

『夜焚』の夏のひと夜の出来事。

岸辺では、篝火(かがりび)が揺れて、

弾ける火の粉が清涼な空気にラメを散りばめ、

きらきらと彩って、空間を自分好みの姿に変えていきます。

月夜の川面に赤く揺らめく火の影が、

静かに流れる水のベールをボルドーの色に染め上げて燃え立たせます。

空から落ちて、迷子になった銀色のお盆をふらふらと流れに浮かべ、

漂わせ、

祭りの準備は整いました。

ホオオ~と言う合図があって

川中(かわなか)で灯すカンテラの松明かりがゆらゆらと暗闇に踊りだすと、

漁師の放つ掛け声と共に竿を打ちながら鮎を追う『火振り漁』が始まりました。

パシーン、パシーンと言う水を打つ音がリズムを刻み、

ホー、ホーと言う掛け声と共に赤く燃える炎が揺れ動きます。

燃える川面に揺れる松明かりと単調なリズムが、危険を知らせ、

鮎を水中に張られた罠に追い立て行きます。

川幅一杯に張った建網(テイナ)を目掛けて、逃げる鮎……

そこに終わりがある事を知らない鮎は、

川幅一杯の広い世界がある事を信じて進み、

突然、命の最後に突き当たるのです。

人は、その命を頂いて、生きています。

天頂に輝く白い月、赤い川面に揺らめく銀色の落ちた知恵のお盆。

今日訪れた夏は今日にしか来ない。

燃ゆる『夜焚』の暑い夏です。

(11-0558)

 セーラー万年筆 万年筆 四季織 月夜の水面 夜焚 細字 11-0558-201

 ちょっぴりラメ感のある、透き通ったボルドーのボディーが、物凄く深くて綺麗なペンです。

 細かな金粉を浮かべた赤ワインの様な、研磨途中のザクロ石の様な未知の輝きに魅せられます。

 多分、これはちょっと経験した事の無い色でしょう。

 透き通ったボルドーのボディーが、銀色のペン先にしたたり落ちて、SUSのペン先をゴールドに染めている様な不思議な感覚です。

 ちょっと小ぶりで軽いボディーにする事で、

女性でも扱えるお洒落なフォンテペンに仕上げて 

 いる様です。  プレゼントにも最適だと思います。